トレーニングの基本原則「過負荷(オーバーロード)の原則」
- kazzy0215
- 2023年5月21日
- 読了時間: 2分

身体や筋肉は現在の能力を超える負荷に適応する必要があります。つまり、トレーニングにおいて、同じような負荷を繰り返し行っていると、それに慣れてしまい、身体は変化や成長を達成するための刺激を受けることができません。そのため、トレーニングを進めるにあたっては、日常的な負荷や刺激、または同じ負荷や刺激の継続ではなく、それを超える負荷や刺激を与える事で、筋肉は増強するという原則を「オーバーロードの原則」と言います。また徐々にそれを増加させる必要もあります。
具体的な方法としては、以下のようなアプローチがあります。
1.負荷の増加
トレーニングの強度やボリュームを増やすことで、負荷をオーバーロードします。重量トレーニングの場合、ウェイトやレジスタンスの増加が考えられます。有酸素運動の場合、時間や距離を増やすことも負荷を増加させる方法です。
2.頻度の増加
トレーニングの回数や頻度を増やすことで、刺激を増加させます。例えば、週に2回のトレーニングから週に3回のトレーニングに増やすなどの方法です。
3.バリエーションの導入
同じ種目や運動パターンを続けると、身体は適応してしまい成長が鈍化します。そこで、新しい種目やバリエーションを導入することで、刺激を与えることができます。
4.プログレッシブ・オーバーロード(漸進性過負荷の原則)
負荷や刺激を一度に大幅に増やすことは、けがや過度の疲労を引き起こす可能性があります。代わりに、徐々に段階的に負荷を増加させることをおすすめします。これにより、身体は適切なペースで適応し、成長を達成することができます。
オーバーロードの原則は、トレーニングの効果を最大化するために重要です。ただし、過度な負荷や刺激は逆効果になることもあるため、個人の能力や限界を考慮しながらトレーニングを進めることが重要です。適切なプログラムや指導者のアドバイスを受けながら、オーバーロードの原則を活用しましょう。
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